株式会社 松尾建材

まつおブログ

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2022年07月01日「日平均気温」とは?


毎日暑い日が続いていますね…

さて、先日お客様から、問い合わせをいただきました!

Q. コンクリートについての参考文献を読むと、
「日平均気温」という言葉が出てきます。
この「日平均気温」の意味を、ネットで調べると、
『1:00~24:00までの気温を足して24で割ったもの』と書かれていました。
しかし、『1日の最高気温と最低気温の平均=日平均気温』としても
よいとする意見や、『朝9時の気温=日平均気温』であるという意見も
聞いたことがあります。
「日平均気温」とは、一体どういうことなのでしょうか?

3つの定義が挙げられていましたが、
それぞれについてお答えしていきます。

1. 日平均気温=『1:00~24:00までの気温を足して24で割ったもの』
 この定義は、気象庁が日平均気温を算出する方法として
定義しているもので、そもそもの用語の意味として正確なものです。
気象庁|過去の気象データ検索

2.日平均気温=『1日の最高気温と最低気温の平均』
 現代は、気象庁のホームページで、上記の日平均気温が
簡単に検索できます。しかし、インターネットが普及する前は、
その時代は新聞やテレビの天気予報で最高気温と最低気温を
知るのが関の山でした。そのため、その経験から1日の最高気温と
最低気温の平均気温を、日平均気温としてよいと言うのでしょう。
 私が調べたところ、1.と2.の誤差はおおむね1℃以内に
収まっていました。そのため、2.の方法もあながち嘘ではない、
と言えるでしょう。

3.日平均気温=『朝9時の気温』
これは、上記2.よりも1.に対する誤差が1℃~3℃と大きいです。
古くには活用されていたとは思いますが、正確性では
劣る方法と言えます。

しかし、打設日の日平均気温はその日が
終わらないと分からないということになります。
暑中コンクリートは、「日平均気温が25℃を超える時期に
施工することが想定される場合には、暑中コンクリートとして
施工を行うことを標準とする」ということで、
連日の日平均気温(上記の①)から打設日の日平均気温を
予測するのが最善でしょう。

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