株式会社 松尾建材

まつおブログ

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2022年07月19日暑中コンクリート|建築工事⑦

今回でラストです!

【品質管理・検査】
暑中コンクリート工事における品質管理・検査は、11節による。
 ただし、以下の諸点について留意する。

(1)コンクリートの練上がり温度を使用材料の冷却により低下させる場合は、
材料の温度管理を行い、所定の練上がり温度が得られるようにする。
粗骨材への散水により粗骨材温度を低下させる場合は、温度管理だけではなく粗骨材の表面水の管理を通常よりきめ細かく行って、
コンクリートのスランプおよび圧縮強度のばらつきをできる限り小さくするように管理する。

(2)荷卸し地点においてコンクリート温度を測定する。
コンクリート温度は、運搬時間が長くなるにしたがって次第に上昇するので、
運搬及び待ち時間が長くなった場合には、測定の頻度を高くするなどして特に注意する必要がある。

※ 現場試験を行う際は、試験員の方でもコンクリートの温度測定は行っておりますが、
時間経過による温度上昇の履歴を把握する目的の場合には、
お客様方で測定していただくことをお願いいたします。

(3)コンクリート温度が高くなると、コンクリート中への空気が連行しにくくなる。
しかし、連行空気は、主として施工性の改善を目的としているので、連行空気量の減少そのものは、
空気量の許容差以内で施工性が悪くならない範囲であれば、問題にしなくてもよい。

(4)スランプは、練混ぜ後の時間経過とともに低下し、気温の高い時は低いときよりも、
また湿度の低いときは高いときよりも低下しやすい。スランプ低下を実用上問題のない範囲内に止めるためには、
7.4cに規定されたコンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間を限度内に収めるように管理しなければならない。

(5)日本の夏は、温度が高いだけではなく湿度が高いのが特徴である。
建設現場では、その上に直射日光も受ける環境下にある。
そこで、作業員の作業状況には常に注意を払い、快適な環境下で作業できるように管理をすることが重要である。


繰り返しになりますが、水分・塩分・休息不足に注意して
熱中症にならないよう気をつけましょう!

(6)荷卸し地点で採取した供試体を屋外に放置すると、
強度はその放置期間中の温度と乾燥の影響を受ける。
したがって、成型後の供試体は、直射日光を避けて日陰に静置する。
標準養生を行う供試体は、現場事務所内などのできるだけ20℃に近い環境に静置する。
また、現場水中養生または現場封かん養生を行う供試体は、実際の構造体に近い温度履歴となるようにする。

工場での標準養生は、±20℃の恒温の水槽で行っております。
現場水中養生は、供試体回収の際に確認するとかなり水温が上がっていることもありますので、
実際の構造体に近い温度履歴になるよう供試体を置く場所にご注意いただけますと幸いです!

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